Google Pomelliとは?無料でプロ品質の商品撮影+マーケティングを自動化する方法【2026年最新】

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Googleが無料のAIマーケティングツール「Pomelli」に新機能「Catalog」を追加した。

商品やサービスを登録するだけで、ブランドに合わせたキャンペーン素材やプロ品質の商品写真を自動生成する。スマホで撮った写真がスタジオ撮影レベルに変わり、SNS投稿用の画像や動画まで一括で作れる。しかも全部無料だ。

プロのカメラマンに商品撮影を依頼すれば1商品あたり5万〜50万円。Canva Proは年間約18,000円。Pomelliは現時点で完全無料。中小企業やEC事業者にとって、これは見逃せないツールだ。

目次

Pomelliとは?Googleの無料AIマーケティングツール

WebサイトのURLを入れるだけでブランド分析

Pomelliの最大の特徴は「Business DNA」機能だ。自社のWebサイトURLを入力するだけで、AIがサイトを分析し、ブランドカラー、フォント、トーン(文体)を自動抽出する。

この情報をもとに、以降のすべての生成物(画像、動画、キャンペーン素材)が自動的にブランドに統一される。Canvaのように手動でブランドキットを設定する必要がない。URLを入れた瞬間から、自社ブランドに最適化された素材が出てくる。

170カ国以上で利用可能、日本もOK

2025年10月に米国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドでベータ公開され、2026年3月に170カ国以上に拡大。日本からもアクセス可能だ。labs.google.com/pomelliからGoogleアカウントでログインするだけで始められる。

Pomelliの3大機能:Catalog × Photoshoot × Animate

①Catalog(2026年5月5日〜):商品を登録するだけ

今回追加された新機能。商品やサービスの名前・説明・画像を登録すると、Pomelliがその情報を記憶し、以降のキャンペーン生成で自動的に活用する。

従来は毎回「この商品はこういうもので…」と説明し直す必要があったが、Catalogに一度登録すれば、「新しいキャンペーンを作って」と指示するだけでブランドと商品情報に基づいた素材が生成される。

URLから商品情報を自動取得する機能もあり、ECサイトの商品ページURLを貼るだけで商品が登録される。

②Photoshoot(2026年2月〜):スマホ写真がスタジオ品質に

Google DeepMindの画像生成モデル「Nano Banana」を使い、スマホで撮った商品写真をプロのスタジオ撮影レベルに変換する。

テンプレートは複数用意されている。

  • Studio:白背景のクリーンな商品写真
  • Lifestyle:生活シーンの中に商品を配置
  • Floating:商品が浮いているようなダイナミックな構図
  • In Use:AIが生成したモデルが商品を使っているシーン

「写真のクオリティは気にしなくていい。こちらで仕上げます」とGoogle自身が言っているほど、入力画像の品質に依存しない。

③Animate(2026年1月〜):静止画を動画に変換

Google DeepMindのVeo 3.1(動画生成モデル)を使い、静止画のマーケティング素材を短尺動画に変換する。Instagram Reels、TikTok、YouTube Shorts向けのアニメーション動画がワンクリックで生成される。

Catalogと連携することで、登録済み商品の動画広告をブランドに統一した形で量産できる。

始め方:15分で最初のキャンペーンを作る

Step 1:Business DNAを作成(3分)

labs.google.com/pomelliにアクセスし、Googleアカウントでログイン。自社サイトのURLを入力すると、AIがブランドカラー・フォント・トーンを自動分析してBusiness DNAを生成する。

Step 2:Catalogに商品を登録(5分)

左メニューの「Catalog」をクリックし、商品を追加する。方法は2つ。

URLから追加:ECサイトの商品ページURLを入力すると、商品名・説明・画像が自動取得される。
手動で追加:商品名、説明、画像を手動で入力する。

Step 3:キャンペーンまたはPhotoshootを生成(5分)

Catalogの商品を選択し、「Create Campaign」または「Create Photoshoot」をクリック。AIがBusiness DNA+商品情報をもとに、ブランドに最適化された素材を生成する。

Step 4:編集とダウンロード(2分)

生成された素材を確認し、必要に応じて編集。「change my background to a forest(背景を森に変えて)」のように自然言語で修正指示が出せる。完成したらダウンロードしてSNSやECサイトで使用する。

料金:現時点で完全無料

Pomelliはベータ期間中、完全無料で利用可能。クレジットカードの登録も不要。数百回の画像・動画生成が可能だ。

競合ツールとの料金比較

Pomelli:無料(ベータ期間中)。商品撮影+キャンペーン生成+動画生成を含む。

Canva Pro:年間約18,000円(月額約1,500円)。手動でブランドキットを設定する必要あり。AI画像生成は回数制限あり。

Adobe Express:年間約13,000円。テンプレートベース。AIフォトシュート機能はなし。

PomelliがCanva ProやAdobe Expressより圧倒的に安い(無料)だけでなく、自動ブランド分析とAI商品撮影という、競合にはない機能を提供しているのが現状だ。

ただし注意点がある。ベータ終了後の料金体系は未発表。Google Workspace統合、Google Ads連携、フリーミアムモデルなどが予想されているが、確定していない。無料のうちに使い倒しておくのが賢い選択だ。

誰のためのツールか

最も恩恵を受ける人

EC事業者・ネットショップ運営者:商品撮影のコストを劇的に削減できる。スマホ写真からカタログ品質の商品画像を量産できるため、商品追加のたびにカメラマンを手配する必要がなくなる。

個人事業主・フリーランス:デザイナーを雇わずに、SNS投稿、バナー広告、メールバナーなどのマーケティング素材をブランド統一された形で作成できる。

飲食店・サロン・小売店:Webサイトを持っていれば、Business DNAからブランドを自動分析し、季節キャンペーンやプロモーション素材を数分で生成できる。

向いていない人

大企業のマーケティング部門:複雑なキャンペーンワークフロー、多ブランド管理、承認フローが必要な場合は、Pomelliの現在の機能では不十分。

ラグジュアリーブランド:AI生成画像の品質は、高級ブランドのカタログ撮影には及ばない。ただし、SNS用の日常コンテンツには十分使える。

まとめ:次にやるべき3つのこと

Google Pomelliは、中小企業の「マーケティング素材の制作コスト」という課題を根本から解決するツールだ。無料のうちに使い倒すのが最善のアクションだ。

① 今日やること:labs.google.com/pomelliにアクセスし、自社サイトのURLを入力してBusiness DNAを作成する。3分で完了する。

② 今週中にやること:主力商品を3〜5点Catalogに登録し、Photoshootで商品写真を生成してみる。スマホで撮った写真でOK。生成結果をECサイトやSNSで実際に使ってみる。

③ 定期運用に組み込む:月に1回、季節キャンペーンやプロモーション素材をPomelliで生成するワークフローを作る。Animate機能でショート動画も作成し、Instagram Reels・TikTok・YouTube Shortsに投稿する。ベータ終了前に機能を使い慣れておくことが、有料化後の判断材料になる。

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